本展示についてご提出いただいた展示物実施報告書から、3館の活用例を抜粋して共有いたします。
■展示期間 2023年4月18日(火)~6月18日(日)
■展示物に対する入場者の反響
・私たちの暮らしと地球の資源や生態系、さまざまな人々の関わりを 「かるた」の絵札と読札形式のパネルで、楽しくわかりやすく 紹介し 、 理解していただいた。
・「非常に良かった」「良かった」「あまり良くなかった」「悪かった」の4択でアンケートをとった結果は、回答者 12 名中 6 名が「非常に良かった」、 5 名が「良かった」で、肯定的回答 がほ とんど で あ った。主なコメントは以下の通り。
・SGDsが分かりやすくて良かった。
・ぜひ、かるたを販売してもらいたい 。
■その他意見・感想など
巡回展「かるたでよみとくわたしと世界のつながり」の開催に関連して、児童生徒の科学に対する興味関心の醸成を目的に、 命を守る防災教育と SGDs に関する講演会を6月11日(日)に開催した。
県内の大学 で 社会心理学を研究している大学 教授 を講師に 招聘し、 防災おはなし会 「 身近な防災 いのちを守る! またいつ起こるかわからない災害。防災ゲーム「クロスロード」と SGDs でいのちを守り安心してくらせる社会を考えよう! !~」と題して、 防災ゲーム「クロスロード」を用いたクイズ形式のおはなし と、SGDsに関する普及講演を行った。
午前と午後の2講演で児童2 1 名、保護者 2 3 名、合計 4 4 名の方に参加いただいた。
アンケートの結果、児童は「よくわかった 11 名」「だいたいわかった 7 名」「 むずかしかった 2 名」の回答。保護者は「よくわかった 16 名」「だいたいわかった 4名」の回答で、大人からも好評をいただいた。
パネル展は文字とイラスト・ 写真 及び実物としてのかるた による展示なので、このような クイズ を交えた おはなし 会を開催することで、参加者には リアルな体験として防災対策や SGDs について理解を深めていただいた。
■展示配置イメージ
■展示状況写真
■展示期間 2023年7月15日(土)~8月31日(木)
■展示物に対する入場者の反響
「ゴミであそぼう!ぐるぐるタウン」夏休みイベントのひとつとして、「かるたでよみとく~」を4階展示室に展示した。
1階および3階展示室にて、実際にゴミをアップサイクルした工作や実験を体験した来館者が、4階へと足を進めて本展示をご覧になっていた。
ゴミをテーマにしたイベントの中で、身近なゴミで出来る楽しい活用の体験がスタートにあり(1階および3階展示室で体験)、最後に4階で行った本展示に誘導することで、地球規模の環境問題や地球資源の問題についてマクロな視点で考えられたようだ。
「自由研究の参考にしたい」「自由研究のテーマで環境問題について考えようと思っている」と話してくれた来館者もいた。
■展示物に対する意見・感想
来館者から付箋紙で意見や感想を書いてもらい、コーナーの壁面に貼付してもらった。
当館の来館層=低年齢が多いこともあり、なかなか付箋に記載してもらうことが難しかったようだが、それでもひらがなだけで気に入ったかるたを書いていた付箋が数枚あったことが印象的だった。
基本的には展示スペースが無人であったため、」いたずら書きなどが多かったが、有効な(展示に直接的に関係する)付箋は34 枚あり、中でもクマムシに関する記述が多かった。
なお、全体での付箋数は149 枚であったことを付け加える。
■展示配置イメージ
■展示状況写真
■展示期間 2024年7月27日(土)~2024年8月30日(金)
■展示物に対する入場者の反響
・廊下に展示をしたことで、科学館利用者だけでなく、コミュニティセンターや研修等での利用者にも観覧いただくことができました。(当施設は、複合施設のため)
・未就学児にもぬりえなどを楽しんでいただきました。
・子どもだけでなく、親子で熱心にご覧になり、いろいろとお話をしていらっしゃる姿も見られました。
・すばらしいかるたでした!かんげきです!これからもSDGsを私たちに教えてください。
・「え」が大切だと思った。いまの世界を変える17の目標を守ると幸せになるかもしれないから。
・「ち」長崎の食べ物は美味しい~!
・「お」オランウータンが悲しそうだから、またもりができてほしい。
・にほんはきれいなみずだけど、がいこくはきたないみずでのめないところもあるよ。
・飲み水を飲めてる私たちは、いつも感謝して飲む。
■展示配置イメージ
■展示状況写真