星の衝突で、何ができた? 実施報告共有

本展示についてご提出いただいた展示物実施報告書から、3館の活用例を抜粋して共有いたします。


余市宇宙記念館

■展示期間:2023年11月1日((水))~2023年11月30日(木)

■展示物に対する入場者の反響

①星の衝突で、何ができた?-月のうさぎと私たちの地球-

地球や月をはじめ、永い年月をかけて衝突を繰り返し、

現在の姿になったところに興味を持った来館者が多くいました。

②62の「月」が織りなす多彩な世界   -土星探査機「カッシーニ」が見たリングと衛星群-

探査機カッシーニを切り口に惑星の衛星について、関心を高めた来館者が多くいました。

■展示物に対する意見・感想

内容がわかりやすく、かつ見栄えがするパネル展で来館者から好評でした。

■展示配置イメージ

■展示状況写真

帯広市児童会館

■展示期間:2024年8月17日(土)~2024年8月31日(土)

■入場者の展示物に対する反応

当館では、「星の観察会」というイベントがあり、星に興味がある来館者の方がポスターをご覧になる様子が見受けられました。宿泊学習に来られた小学生達も展示物の前で立ち止まり、ポスターを見てじっくり読んでいる様子も見受けられました。

8/20 に地元紙の十勝毎日新聞に掲載され、ご覧になった市民の方も一定数おりました。

■科学館としての意見・感想、また展示について工夫したことがあれば教えてください。

月や地球にも、どんな衝突の影響が残っているのか興味深い内容となっており、多くの方に見ていただけたかと思います。

今回、同時期に当館主催事業の「帯広少年少女発明クラブ」で作成した作品展も併せて開催しました。会の活動を紹介する目的で横で展示し、相乗効果で多くの方に見に来ていただけたかと思います。

■展示配置イメージ

■展示状況写真

静岡科学館る・く・る

■展示期間:2024年10月5日(土)~2024年11月4日(月)

■入場者の展示物に対する反応

小学生は、「星の衝突で地球が出来た」の見出しに注目し、地球が出来る過程の写真を興味深く見ている様子がうかがえた。また、「月の模様のでき方」や「太陽系最大のクレーター?」にも関心を寄せていた。大人は、地球と月を作った「ジャイアントインパクト」に注目していた。

隕石の衝突によってクレーターができたことを知っている方も多くいたが、クレーターが出来た後、クレーターの底から地下のマグマが染み出てたまり、そのマ

グマが冷えて固まって黒くなるという過程は初めて知る方も多く、子どもから大人まで関心を寄せる方が多く見られた。

■科学館としての意見・感想、また展示について工夫したことがあれば教えてください。

「月」は、小学校で学習する理科の単元に入っていることや、月のうさぎの模様が身近なことから、興味を示す方が多かった。「月の模様のでき方」に関しては初めて知る方も多く、「月のうさぎ」や「月のクレーター」等身近な言葉から、興味を持ちパネルを見るきっかけとなっていた。

■展示配置イメージ

■展示状況写真

全国科学館連携協議会

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