潜水調査船がみた深海生物 実施報告共有

本展示についてご提出いただいた展示物実施報告書から、3館の活用例を抜粋して共有いたします。


松本市教育文化センター

■展示期間:2023年9月9日(土)~2023年10月9日(月)

■展示物に対する入場者の反響

・プラネタリウム横のロビーの一角を専用の展示スペースにしたところ、いつもとちがう雰囲気で、来館者から好評でした。

・「推しの深海生物」にシールで投票する企画をしたところ、多くの方に参加していただきました。

X(旧Twitter)に投稿してくださった方もいました。興味をもって、見てくださる方が多かったです。

■展示物に対する意見・感想

・本センターの展示では今までにない横型のパネルだったので、落下しないように展示するのに、苦労しました。

・全体的な雰囲気としては、深海生物一色のスペースとなり、多くの方に見てもらい、先に書いたような投票等を通して、興味を持っていただけました。ただ、展示するだけでなく、何か参加型のものがあるとありがたいです。

・深海生物と宇宙の世界感が通ずるものがありました。

■展示配置イメージ

■展示状況写真

琴平海洋博物館(海の科学館)

■展示期間:2024年4月6日(土)~2024年5月26日(日)

■展示物に対する入場者の反響

・海の生き物が好きなのでカニの写真を見てテンションが上がりました。

・しんかい6500面白かった。深海魚珍しい。

・深海の生き物の8割は知らなかった。少し気持ち悪いけどかわいらしい生き物。ポリ袋が深海の生き物にひっかかっている写真は心にくるものがあって、海ゴミの深刻さを感じた。

・もともと海の生物が好きなのですごく楽しめた。しんかいのアイドルメンダコが好き。

・サメがすごい。面白い。

・有名な深海生物だけでなく、見たことがない生き物が多く面白かった。

・生物の形がよくわかってたのしかった。今、海の生物たちが死んでしまっているなんてパネルをみてわかった。海を大切にしたい。

・甲殻類の種類をもっと増やしてほしい。

・とてもわかりやすく、見やすい展示でした。

・写真が大きくとても見やすかった。子供は写真が楽しみ、大人は説明も読んで楽しめた。

・漢字がわからない(小学生)

・一つ一つ詳しく書いていてとてもよかったです。

■展示状況写真

岐阜市科学館特別展実行委員会

■展示期間:2024年7月20日(土)~2024年9月1日(日)

■展示物に対する入場者の反響

・海にいる、魚の種類や名前を知ることができました。そこから魚や海をより身近に感じ、海の環境の大切さを改めて感じました。海は神秘に満ちていてとても美しい。次の世代にもそれを繋いでいくために、プラゴミを減らすなど日々の暮らしの中でできることを続けていきたい。

・山、川、海はつながっている。それらを守るため、ゴミのない環境づくりをしようと思う。

・海洋汚染の主な原因は海洋ゴミであり、なかでも特に深刻とされているのがプラスチックで、自然に分解されるまでに400年生掛かるとされており、これら海洋ゴミの排出を無くすことは人間の使命だと実感しました。海の環境を守るために出来ることは個人でもたくさんあるので、今日から実行したい。

■科学館としての意見・感想、また展示について工夫したことがあれば教えてください。

・海のない岐阜市の子どもたちに少しでも海の生き物を身近に感じていただけるよう、海で生きる魚などの展示に加え、深海に住む生態のパネルを展示した。

・たくさんの深海生物や海の環境を知ることができるようにするために、約40日ある会期を3つに分け、パネルを交換した。

・会期中に行った工作教室では、「ダイオウグソクムシをつくろう」と題し、子どもたちが簡単に制作できるペーパークラフトを準備し、制作するだけでなく、ダイオウグソクムシが生息する環境や大きさ等、小さい子どもにも分かりやすく説明を加えた。

■展示配置イメージ

■展示状況写真

全国科学館連携協議会

全国科学館連携協議会事務局
〒135-0064 東京都江東区青海2-3-6 日本科学未来館内
03-3570-9151(日本科学未来館)

協賛会員

マブチモーター株式会社

マブチモーター