SDGsクイズボード 実施報告共有

本展示についてご提出いただいた展示物実施報告書から、3館の活用例を抜粋して共有いたします。


富山県立 イタイイタイ病 資料館

■展示期間:2023年7月15日(土)~8月31日(木)

■展示物に対する入場者の反響

夏休みの自由研究や作文執筆のために資料館を訪れた親子づれが、見学を終えて休憩しながらクイズに挑戦される姿が多く見受けられました。

通常であれば見学が終わって素通りされることが多いですが、展示期間中は休憩を兼ねて眺めていらっしゃる方が多かったように思います。

■展示物に対する意見・感想

高さが約 40cmと低く、立って観るには難しいですが、ソファーを配置する振り返り展示コーナーに置くことで、座って休憩しながら、目線を下げたままで観ていただくことができました。

単純に目標項目の説明を並べるのではなく、クイズにしてパネルをめくる方式の方が、複数人で答えを考えて対話し、めくりながら進めていけるのでいいと思いました。

■その他意見・感想など

クイズボード、SDGs バナーの大きさが当館の展示スペースとぴったりで、違和感なく展示することができました。

ケミカルパズル&ケミカルすごろくと組み合わせての展示が効果的であったと思います。

■展示配置イメージ

■展示状況写真

体験型子ども科学館O-Labo

■展示期間:2023年9月9日(土)~11月30日(木)

■展示物に対する入場者の反響

SDGsは、最近では身近な話題として学校の総合学習の時間に学んでいるという子ども達も多く、とても好評でした。

クイズ形式になっているので、パネルをめくって楽しむ様子が見られました。

問題を解くことで、SDGsの目標について深く考える機会を得ていたようです。

■展示物に対する意見・感想

パネル形式になっているので、来館者が開けてみる楽しさがあって、とても好評でした。設置も簡単で、良かったです。

■その他意見・感想など

展示の規模が大きくないので、展示スペースが小さい当館でも設置しやすく大変良かったです。

カラフルな展示なので、子ども達も足を止めてパネルをめくったりしている様子が見られました。

■展示状況写真

松本市教育文センター

■展示期間:2024年7月24日(水)~8月25日(日)

■入場者の展示物に対する反応

・小学生くらいからクイズのパネルをめくって、答えを確かめている姿がありました。

・お子さんの付き添い等の大人の方がよく見ている印象でした。

■科学館としての意見・感想、また展示について工夫したことがあれば教えてください。

・今回の展示物は、そのまま自立して置ける形態のもので、準備・片付けがしやすくて良かったです。

・7月25日にオープンラボ(センター無料開放日)に合わせて、科学展示室内に設置し、ワークショップの待ち時間等に見てもらえるようにしました。

・今まで連携協の巡回展は廊下やロビーに展示することが多かったですが、今回科学展示室内に設置してみて、展示の一部としてゆっくり見ていただけるメリットを感じました。その一方で展示室に入らなければ見ることができないので、貸館等のお客様の目にはやや留まりにくいデメリットもありました。今後、どんな展示物をどこにどのように展示するのが効果的か考えていきたいと思いました。

・展示内容としては、ただの展示ではなく、三択のクイズ形式で答えをめくるなど手を動かせるのが良かったです。一方で、昨年度の展示に比べるとお客さんの反応は薄めだったと感じました。

■展示配置イメージ

■展示状況写真

全国科学館連携協議会

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