本展示についてご提出いただいた展示物実施報告書から、4館の活用例を抜粋して共有いたします。
■展示期間:2024年4月13日(土)~2024年5月6日(月)
■展示物に対する入場者の反響
・害虫に関する展示物でインパクトが大きく,お客様の反応も大きかった。
・子どもだけではなく,身近な虫についての説明であったため,大人のお客様も熱心に見られていた。
■展示物に対する意見・感想
・蚊の映像があったが,樹脂標本に蚊もあればよかった
・ゴキブリの標本はインパクトが強く良かった。
山の中のミュージアムでダニや,ゴキブリ,蚊がとても身近なものであるため勉強になりました。
キッチンに立たれることの多い方がゴキブリへの反応が大きかったと思います。
■展示配置イメージ
■展示状況写真
■展示期間:2024年6月8日(土)~2024年7月15日(月・祝)
■展示物に対する入場者の反響
・ゴキブリの脱皮を初めて見た。ちょっと気持ち悪かったけれど、おもしろかった。
見たくなかったけれど見たくなるという変な気持ちになった。
■展示物に対する意見・感想
・多くのお客様は動画にあった虫の脱皮などを見たことがなく、衝撃を受けていた。
しかし、ゴキブリなどの見方が変わったというお客様もあり、とても良い展示会になったと思う。
・実物の標本を見ることが出来たことで、大変喜んでもらえた。
・本館独自の取組として、害虫の折り紙や害虫の塗り絵のコーナーを設置したり、「カメムシ君をさがせ!」という簡単なイベントをおこなったりすることで、小さなお子様にも展示に興味を持ってもらうことが出来た。
・ネーミングが面白い!という声がありました。
■展示配置イメージ
■展示期間:2024年7月27日(土)~2024年8月16日(金) ※データのみ提供
■展示物に対する入場者の反響
子どもから大人まで、展示物の前で立ち止まり、ポスターをご覧になる様子が多く見受けられました。顔当てクイズをやっている子どももいました。また、7/28は当館でイベントがあったり、夏休み期間中ということもあり、多くの方が来館しポスターをご覧になる方が多くいらっしゃいました。
害虫の負の側面だけでなく、雑学や豆知識も紹介する内容となっていて、関心をもって見ていただけたかと思います。
7/26及び8/6に地元紙の十勝毎日新聞に掲載され、ご覧になった市民の方も一定数おりました。
■展示物に対する意見・感想
屋内に潜む害虫の生態をテーマにしたポスター展で、子どもから大人まで興味をもって見ていただけたかと思います。
害虫それぞれの雑学や豆知識も紹介されており、ポスターの下欄に記載されている「もっと知りたい」のところを見ているお客様が多かったことと、顔当てクイズについては子ども達にも受けが良く、害虫についての理解を深めるとともに面白さもあり、良かったのではないかと思います。
■展示配置イメージ
■展示状況写真
■展示期間:2024年7月23日(火)~7月28日(日)
■入場者の展示物に対する反応
来場者アンケートから
・とても大きなゴキブリがいるとはおもいませんでした。たのしかったです。
・ゴキブリの脱皮シーンがとてもよかったです。
・G がすごかった… ダニも見られてよかったです。
・ゴキブリを360°から見られておもしろかったです。
・ダニの小さいのから大きいのまでおもしろかった。
・顔当てクイズが面白かった。容器に入ったゴキブリも!
・ゴキブリも見られたし、ゴキブリの産卵やうか、だっぴが見られて楽しかった。
・『へーっ』がたくさんあっておもしろかったです。確かにクワガタ、カブトも家の中にうじゃうじゃいたら、いやだわ
・いろいろな虫のひょうほんをはじめてみた。
・普通は見られない物が見られて、楽しかった。
・リアリティ満載でよかった。
■科学館としての意見・感想、また展示について工夫したことがあれば教えてください。
「家の中のおじゃま虫」というテーマに興味を持ち実施を決めたものの、届いた標本などを見ても、はたして来場者の反応はどうだろうと少々心配でした。
DVDは、来場者個々の感性を考慮して、見たい人だけが見ることができるように、モニター前に衝立を立てて常時放映することにしました。
しかし、親子で標本を手に取って楽しそうに観察しているところを見ると反応は良好で、DVDも多数の人に鑑賞していただき安心しました。
アンケートでも不快だったという声は、全くありませんでした。
当館では、『夏休み科学展「身近な虫たち」』として埼玉県生態系保護協会春日部支部の協力を仰ぎ、「自然の中で働く虫たち」と「家の中のおじゃま虫」という二つのテーマで会場を作り、どちらも自然界に必要な同じ生き物なのだということを理解してもらうようにしました。
また、夏休み企画なので、会場に昆虫ぬりえ、おりがみ、ペーパークラフト、昆虫つり、昆虫図鑑などを用意し、親子で楽しんでいただく工夫をしました。アンケートにもあるように、顔当てクイズのような参加型の要素があると喜ばれるようです。
標本などは、私たちの手で作成することは難しく、身近な公民館で専門的な資料を目にすることができる良い機会となりました。今後も巡回資料を利用し、展示内容の趣旨に沿って内容を膨らませ有意義な催しにする工夫をしていきたいと思います。
■展示配置イメージ
■展示状況写真