本展示についてご提出いただいた展示物実施報告書から活用例を抜粋して共有いたします。
■展示期間:2024年7月12日(金)~8月25日(日)
■展示物に対する入場者の反響
前回同様ですが、子どもよりも大人のかたがじっくりと見入られていました。
お父さんが子どもに説明している姿を多々見かけました。
総じて男性の方がやはり興味を持ちやすいのか、見ているのは大方男性と男の子でた。
■展示物に対する意見・感想
『こちら「はやぶさ2」運用室漫画版』のパネルは今回2回目の巡回展でしたが子供向けパネルが追加されておりましたので再度申込みさせていただきました。
小学生にも分かりやすく見やすい内容で、小学生向けの宇宙絵画展示「すばるスペースアート展」との併設にとても良かったです。
■展示配置イメージ
■展示期間:2024年10月1日(火)~10月20日(日)
■入場者の展示物に対する反応
「宇宙に興味がある子にとって面白い展示だと思います。自分はあまりですが、りゅうぐうから持ち帰った石?!調べてみたいです」
「はやぶさ2の活躍を肌で感じることができた」
■科学館としての意見・感想、また展示について工夫したことがあれば教えてください。
追加展示物
・令和4 年6 月に銀河連邦サガミハラ共和国(相模原市)よりご提供いただいたリュウグウサンプルレプリカの再展示
・リュウグウサンプルの総量と同量の砂袋の展示(実際に持ち上げて重さを体感してもらう展示)
・天球儀の展示
パネル数が多かったため、普段壁付けしているパネルを裏表両方から観覧できるように配置した。
進行方向を促す掲示物を随所に貼って漫画の進行方向が迷子にならないように気を付けた。
期間中に年間の科学講座が開催されたため、はやぶさ2を含む宇宙についての解説を行った。
■展示配置イメージ
■展示状況写真
■展示期間:令和7年5月27日(火)~6月8日(日)
■入場者の展示物に対する反応
細かく作りこまれているパネルということもあり、ゆっくり時間をかけてご覧になられていた方が多かった。
文字だけでなく漫画での解説もあり、来館者の理解が非常に進んでいた様子である。
初代はやぶさのことは知っていても、はやぶさ2のことを知らない方が多く、これらの展示を見て「初めて知った」という声が数多く聞かれた。
■科学館としての意見・感想、また展示について工夫したことがあれば教えてください。
日本プラネタリウム協議会(JPA)プラネタリウム100 周年記念事業「小惑星イトカワ・リュウグウ ダブルサンプル巡回展示」(小惑星イトカワ・リュウグウのサンプルの実物展示)との同時開催として、来館者がより詳しく「はやぶさ2」の事績について触れられるよう『こちら「はやぶさ2 」運用室』のパネル展示を行わせていただいた。
あわせてお借りした動画の上映も行い、多くの方がじっくりと展示物・パネル・映像をそれぞれご覧になられていた。サンプルの実物展示だけでなく、パネルでの解説を加えることができ、JAXA 担当者が来館された際に「とても充実した良い展示ですね」と評価いただけた。
解説パネルが黒地でアクリルカバー付きということもあり、設営の際の照明の設定に若干苦労した。
また会期中には、はやぶさ2に搭載された人工クレータ形成装置(SCI)の開発に関わられた爆発計測技術のスペシャリストの村田健司さんに講演をお願いし、当初想定(50 名)より多い参加者数(62 名参加)となった。
■展示配置イメージ
■展示状況写真