本展示についてご提出いただいた展示物実施報告書から活用例を抜粋して共有いたします。
■展示期間 2025年4月1日(火)~6月8日(日)
■入場者の展示物に対する反応
・入館者の少ない平日には解説パネルとともに日時計を展示室で展示し、土日祝の晴れた昼間に実際に日時計を使用するところを来館者に見ていただいた。
・実際に日時計を使用し、現在時刻と日時計の指す時刻がほぼ変わらない事がわかると、入場者からは「おおっー!」と歓声があがり、こちらが予想していたより良い反応があった。
・ゴールデンウィークの来館者が多い日で、沢山の方が見ている時のほうがお客様の反応が良く、実演のあとでさらに詳しく知るために解説パネルもじっくり見られる方が多かったように思われる。
■科学館としての意見・感想、また展示について工夫したことがあれば教えてください。
・日時計の実演時に、方位を毎回正確に合わせるのが日時計についている小さな方位磁石では難しかったので、方位を正確に合わせた位置の床に養生テープでバミリをして、それに合わせて日時計を置く様に工夫した。
■展示状況写真
■展示期間 2025年10月24日(金)~11月21日(金)
■入場者の展示物に対する反応
・一般公開日に日時計の解説や歴史をプレゼンテーションソフトを利用して来客者に開設し、パネルに誘導、その後実際に実物のところで解説を行ったところ、日時計から宇宙や地球のあらましを感じれることへの驚きや、小学生に関しては光で時間が読み取れることの驚きの声が多くあった。
■科学館としての意見・感想、また展示について工夫したことがあれば教えてください。
・一般公開日に日時計にまつわる講義、ワークショップ(日時計の実演と解説)を行った。
・展示情報から太陽と地球の関係などの宇宙の話や、古代エジプトからの歴史の話、そして公転速度や時点の傾きなどの数学・統計学の話など多彩な分野に派生することができることに魅力を感じた。
