本展示についてご提出いただいた展示物実施報告書から活用例を抜粋して共有いたします。
■展示期間:2024年7月24日(水)~8月25日(日)
■入場者の展示物に対する反応
・小学生くらいからクイズのパネルをめくって、答えを確かめている姿がありました。
・お子さんの付き添い等の大人の方がよく見ている印象でした。
■科学館としての意見・感想、また展示について工夫したことがあれば教えてください。
・今回の展示物は、そのまま自立して置ける形態のもので、準備・片付けがしやすくて良かったです。
・7月25日にオープンラボ(センター無料開放日)に合わせて、科学展示室内に設置し、ワークショップの待ち時間等に見てもらえるようにしました。
・今まで連携協の巡回展は廊下やロビーに展示することが多かったですが、今回科学展示室内に設置してみて、展示の一部としてゆっくり見ていただけるメリットを感じました。その一方で展示室に入らなければ見ることができないので、貸館等のお客様の目にはやや留まりにくいデメリットもありました。今後、どんな展示物をどこにどのように展示するのが効果的か考えていきたいと思いました。
・展示内容としては、ただの展示ではなく、三択のクイズ形式で答えをめくるなど手を動かせるのが良かったです。一方で、昨年度の展示に比べるとお客さんの反応は薄めだったと感じました。
■展示配置イメージ
■展示状況写真
■2024年10月8日(火)~11月4日(月・休)
■入場者の展示物に対する反応
主に未就学児から小学生がクイズに参加している様子が見受けられた。じっくり展示を読んでいる姿はあまり見受けられなかったが、とりあえずさわる、ということで興味を持つきっかけとして良い展示であった。
■展示配置イメージ
■展示様子
■科学館としての意見・感想、また展示について工夫したことがあれば教えてください。
非常に頑丈にできていて、安定感もあるので小学校低学年以下が多い施設の展示としては重宝されるのではないかと感じた。
■関連展示
⚫ 渋谷SDGs 解説パネル
渋谷の街やハチラボに関連したSDGs に関連する活動など紹介したパネル展示。
来館者に問いかけることでSDGs について自分自身の問題と感じてもらうことを目的とした。
⚫ 知ってるつもりなSDGs パネル
千葉市科学館が作成したSDGs に関する用語など(例:サステナブルファッション)を解説した、知識を得ることを目的としたパネル展示。
⚫ 汚染海洋水槽展示
水槽に魚と(魚の身体には害のない)海洋ゴミのオブジェを配置し、海洋のごみ問題や地球温暖化について来館者がどう考えるかを問う実物展示。
白化サンゴやマイクロプラスチックの本物のハンズオンも展示し、生物と併設展示することでより深く海洋問題について考えてもらう構成とした。
■関連ワークショップ
10 月5 日(土)開催
特別展関連ワークショップ「葉脈標本を作ろう」
内容:植物の葉にある茎から水分を運ぶための通り道「葉脈」の標本を作るワークショップ。
実験のほかに、植物とSDGs に関連した内容を解説し、SDGs への知見を深めてもらう。
開催時間:①10:30~11:30 ②13:30~14:30
参加費:無料、推奨年齢:小4~小6、定員:各回8 名、場所:なるほど実験室
10 月1 日(火)~11 月4 日(月・休)開催
リサイクル工作 リサイクルコマ
内容:科学館で夏休みに実施したスライムの特別展で使用した洗濯のりの空き容器をリサイクルしてコマを作り、SDGs やごみの分別についても学ぶ簡単なワークショップ。
開催時間:平日①13:30 ②15:00 土日祝①11:30 ②13:30 ③15:00 各回20 分
参加費:無料、推奨年齢:未就学児~、定員: 4 名、場所:ひらめき工房
■展示期間:2025年5月8日(木)~6月28日(土)
■入場者の展示物に対する反応
中高生~大人の方に好評で、クイズの答え合わせだけでなく、じっくりと解説まで読まれる方が多かった印象です。
■科学館としての意見・感想、また展示について工夫したことがあれば教えてください。
子どもでも体験できるよう、ベンチの上に滑り止めを配置し、本展示を設置しました。床置きだと低すぎで、机置きだと子どもにとって高すぎたため、体験するうえでちょうどよい高さに設置することができました。
当施設の主な来館者層は子育て世代のため、どうしても子ども向けの体験が多くなり、大人向けのコンテンツに乏しかったのですが、本展示はその課題を解決するうえで効果的だったと考えます。
同時期に開催したワークショップや追加展示はありません。
■展示配置イメージ
■展示状況写真