急変する北極が私たちにもたらす影響と日本の北極研究の取組み―Towards a new horizon of the Arctic research―

急変する北極が世界にもたらす影響と日本の北極研究の取組み
急変する北極が世界にもたらす影響と日本の北極研究の取組み
急変する北極が世界にもたらす影響と日本の北極研究の取組み

 

概 要

北極はどのような場所でしょうか、なぜ北極に注目するのでしょうか?北極の自然環境はどのように変化し、私たちの社会にどう影響を与えるのでしょうか?地球温暖化による北極域の環境変化と人間社会への影響とともに、北極をフィールドに研究活動を行っている「北極域研究加速プロジェクト(ArCS II)」の取り組みを紹介します。2023年制作。

詳細

北極域は地球温暖化の影響を最も大きく受けている地域のひとつです。海氷の急速な減少や氷河・氷床の融解の加速など、北極域の自然環境の急激な変化は北極域にとどまらず、地球全体の環境や生態系に大きな影響を与えることが科学的に指摘されています。地球温暖化の最前線である北極について知ることは、将来的に日本や世界で起こることを知り、それに対し対策や適応策を検討するための助けになります。

 

このパネルでは、北極とはどのような場所なのか、なぜ北極に注目するのか、北極の自然環境がどのように変化しているのか、北極の変化が私たち人間社会にどのような影響を与えるかを紹介するとともに、それらの問いかけに対して、科学の力をもって答えを得るために日々活動を行っている北極域研究のナショナルプロジェクト「北極域研究加速プロジェクト(ArCS II: Arctic Challenge for Sustainability II)」の取り組みを紹介するものです。

 

※北極域研究加速プロジェクト(ArCS II)とは

2020年6月から始まった文部科学省の補助事業です。国立極地研究所及び海洋研究開発機構、北海道大学の3機関が中心となって、持続可能な社会の実現のために、北極域の環境変化を調査しその過程を理解する、気象気候予測の正確性を高めるなどの先進的な研究を進めています。また、北極の急激な環境変化が日本を含む人間社会に与える影響を調べ、研究成果を社会へ役立てることを目指すとともに、北極における国際的なルール作りに役立つ科学的知識を国内外の関係する人々に提供しています。

 

企画

制作等

企画・制作:北極域研究加速プロジェクト(ArCS II)

協力:全国科学館連携協議会

構成

データ提供(PDF)の展示物です。

 

<データ 推奨出力サイズ>

B1縦/日本語表記

 

1)北極域研究加速プロジェクト(ArCS II)

2)北極ってどんなところ?

3)なぜ北極に注目するのか?

4)今、北極では何が起こっている?

5)人間活動が北極の環境に与える影響とは?

6)北極先住民の生活に及ぶ影響とは?

7)北極の環境変化は日本にも影響する?

8)これからの北極を考える

9)もっと知りたい北極

 

 

■利用上の注意

1. データ利用の場合、原稿・写真の抽出・編集等をしないこと

2.施設内での掲示のみとし、リーフレット等に加工して二次配布をしないこと 

 

全国科学館連携協議会

全国科学館連携協議会事務局
〒135-0064
東京都江東区青海2-3-6 日本科学未来館内
03-3570-9151(代表)

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